地震計や震度計に故障が相次いでいたことが朝日新聞の情報公開請求で明らかになったそうで。


気象庁地震観測のために設置した地震計や震度計などの故障が多発し、01〜03年度に849件あったことが朝日新聞の情報公開請求でわかった。地震計は3年間で1カ所につき平均2.6回、震度計は約4分の1で故障が発生していた。これらの機器の観測記録は、津波警報を含むあらゆる地震速報の基本で、避難や人命救助に直結する。しかし、同庁は故障内容を詳細に分析せず、同様の機器を持つ自治体などに公表していなかった。
気象庁によれば「この程度は壊れるものと認識している」そうなのですが、一般の人から見るとこの故障率は高すぎですよ。
詳細を読むと、設置ミスなのではないかという事例が見られますし。
地震計、震度計ともに1社が独占受注しているようですので、故障率の検討のために入札により分散受注となるようにすべきですね。