石川県が子供3人以上の世帯に対して様々な料金を割り引く制度を作るそうな。


石川県は新年度、少子化対策で十八歳未満の子供を三人以上持つ多子世帯に対し、県内の飲食店や衣料品店の料金を割り引く全国初の制度を創設する。交流人口拡大にも取り組み、庁内で四月に「観光交流局(仮称)」を設置する。四日、県庁での年頭会見で谷本正憲知事が明らかにした。
多子世帯への割引制度は次世代育成支援法に盛り込まれた少子化対策への企業参画の一環として実施される。県や賛同企業による協議会を設立し、県内で約一万九千世帯(二〇〇一年調査)の多子世帯に飲食店などで使える「プレミアムパスポート」を発行し、経済負担軽減につなげる。今年度内に策定する新エンゼルプランに盛り込み、今秋の制度開始を目指す。
こんなカードを作らなくても、法人が少子化対策として任意に税金を上乗せできるようにして、その分だけ多子世帯の税金を優遇すればいいだけの話なんじゃないかと思ってみたり。
多子世帯の税金の優遇だけだと行政にしわ寄せが来るため、その負担分を民間に転移したいだけですからね。
飲食店が対象に含まれていますが、家族で来店したときのみなどの使用条件があるのでしょうか。
全国チェーンのファーストフード店などが参加するっぽいので、中高生が使いたがりそうなのですが。
割引の詳細は企業に一任されるので、企業がどのように制定するかがカギとなってきますね。
ところで、このカードって顔写真つけるわけではなさそうなので、転売されて使用されてもバレないような気が。