京都府警は身内がWinnyを使っても立件しないようで。


京都府警下鴨署の巡査(29)のパソコンから事件関係者十一人の実名などがインターネットに流出した問題で、この巡査がファイル交換ソフトWinnyウィニー)」を使って、数種類のパソコンソフトを違法に入手していたことが二十四日、わかった。府警は「ウィニーが削除されるなど裏付けが取れない」として著作権法違反容疑での立件を見送ったという。
3月の事件なのに、今になるまで捜査が終わらなかった、または公表できていなかったとはどういうことでしょうか。
「削除されるなど裏付けが取れない」って、FINALDATAという復元ソフトを利用してもその裏付けはできなかったのでしょうか。
裁判ではあれほどFINALDATA、FINALDATAと言っていたのに。
それとも、FINALDATAを使っても復元できない状況になるくらいまでの期間、該当PCを差押えしなかったのでしょうか。
それはそれでかなり問題があると思うのですけど。
と思いきや、「有料の削除・復元用ソフトや、写真加工ソフトなど」をダウンロードし、「解析から確認出来たのは削除・復元用ソフトしかなく」なっていたと書いてあります。
ってことは、この巡査はかなりの確信犯では。
事件が発覚した直後に、削除・復元用ソフト以外のソフトを「削除・復元用ソフト」を利用して完全に削除した、ということになります。
これは明らかに証拠隠滅の行為でしょう。
削除されたことで、著作権法違反での立件は無理になりましたが、他の容疑での立件の余地っていうのは残っていなかったのでしょうか。
余地があったとすれば、身内は守るという体質が出ていることになりますね。