米国議会公聴会でファイル交換について現行法の改正を検討しているそうで。


ワシントン発--カリフォルニア州選出のDianne Feinstein上院議員民主党)は、ファイル共有ネットワークが依然として違法ファイルを保持し続けているため、これらを閉鎖すべきだと提案した。
米国時間28日に開催された米上院司法委員会公聴会で同上院議員は「もはや著作権を保護できない段階までハイテクサービスが発展してしまった国では、知的所有権の保護は機能しない」と発言した。この日の公聴会は、MGM対Groksterの訴訟でファイル共有サービス提供者はユーザーの違法行為に責任があるとした、米最高裁の画期的な判断に集中した。
サービス提供とはどこまでの行為を指すかが問題となりそうでしょうか。
Groksterでは特定のサーバ群が各ユーザに対して情報を提供する仕組みが問題だったのかな?
一方、サービス提供者はツールを提供するだけで、ユーザが特定の接続先を持たずにネットワークを構築するものもありますね。
ツールの提供がユーザの違法行為の責任を負うとすれば、Winnyなどの提供も問題となるでしょう。
しかし、そうなると、Microsoftネットワークによる違法ファイルのファイル共有というのもありますので、Windowsが問題となってもおかしくないでしょうか。