U2のニューアルバムが発売前にネットに流出しているようで。


正式リリース前に無許可のコピーがオンラインに出回るのは、音楽活動ではよくあることだ。
レコード会社はその対策として、コピー保護を施した宣伝用の楽曲をラジオ局やマスコミに送ったり、他社に依頼してファイル交換ネットワークに音質の低い「偽装」トラック大量にばらまき、音質の良い海賊版を締め出すなどしている。
「大型リリースの際、レコード会社は1週間ほど前からファイル交換ネットワークを偽トラックであふれさせる。こうすれば、ユーザーが偽装されたコピーをダウンロードする確率の方が高くなる」とオンライン海賊行為を追跡する米企業BayTSPの広報担当ジム・グラハム氏。
「だが、やがて海賊版は勝利する。いたちごっこだ。まるで冷戦のようだ」と同氏は付け加えた。
そんなことをやっているのですか。
というか、正式リリース前にオンラインに流出するのは よくあること なのですか。
明らかに音質の低い偽装トラックだと、すぐにニセモノだとばれてしまうため、分かりにくいように音質を下げた偽装トラックも流すのはどうでしょうか。
その手の方たちは、偽装だと分かれば音質のいい海賊版を入手しようとするはずですし、それならば初めから、その方たちが満足するようなニセモノを掴ませたほうがいいでしょう。
1週間ほど前から明らかに音質の低い偽装トラックを、2、3日前から音質を下げたと分かりにくい偽装トラックを流すことで、効果的にニセモノを掴ませることができると思います。