葛飾区が区内の全中学で夏休みを1週間減らすそうな。


東京都葛飾区は9日、区立の全24中学校の夏休みを1週間減らし、2学期開始を8月25日とすると発表した。来年度から実施する。学力アップを目的に、一斉に授業を年間約30時間(6時間×5日間)増やすのは極めて異例。文部科学省が始めた「ゆとり教育」への揺り戻しとして注目される
に書いたことがありますが、夏休みが1週間短くなったがっこーはすでに存在しているわけで。
これによる影響は高校と大して変わらないでしょうから、葛飾区も導入した小中高校の実績を考慮した上で決定したのでしょう。
わたし的には、週休二日による「ゆとり教育」の成果はほぼ無く、単に休日が増えただけだと考えます。
ゆとり教育の拡充を目的とするならば、まず、土曜日は半日のがっこーの日に戻すべきです。
その上、土曜日は、国語や数学などの「普通の教育」を一切行わないようにします。
土曜日には、他の曜日に行っていた道徳などの時間や、地域活動への参加などを行うものとします。
普通の教育で精一杯な時間しかない上に、道徳などの時間を割かなければならない今、それらをしっかり学ばせようとする努力が欠けてきているように感じます。
ゆとり教育の目的の一つとして、地域が開催する活動への参加等による地域とのふれあいなどというものがあったような気がするのですが、地域はそのようなものをほとんど開催していないのが現状です。
がっこーを通じてですと、地域も積極的に動くようになるでしょうし、全員が参加することになりますので、効果もより期待できるはずです。
まぁ、学力の低下や二極化の問題とともに考えなければならいので、詰め込み型の教育を行うのならば週休二日でないときついでしょうけどね。